はじめに
カセットこんろとカセットボンベは、鍋料理などで使う季節の商品であると同時に、災害への備えとして買われる商品です。このページでは、日本ガス石油機器工業会の出荷実績から、2つの国内出荷を年度ごとに追います。2025年度(2025年4月〜2026年3月)の出荷は、カセットこんろが227.6万台で前年度比86.0%、カセットボンベが1億4,300万本で98.6%でした。
カセットこんろの出荷は、災害への備えの動きで大きく変わります。2024年度は264.8万台で116.1%と、2020年度以来の伸びとなりました。2024年8月には南海トラフ地震臨時情報が出され、カセットボンベが一部の店舗で品薄になりました。2025年度の減少について、工業会は災害備蓄向けの出荷の反動が大きいとみています。
これに対して、カセットボンベの出荷本数は、2020年度から2025年度まで1億3,900万本から1億4,800万本の間で推移しています。こんろは一度買えば長く使いますが、ボンベは使うたびに買い足すため、年ごとの変動が小さくなります。
このページの数値は日本ガス石油機器工業会の公表値です。カセットこんろの平均単価だけ、出荷金額と出荷台数から弊社で算出しています。この統計は年度ごとの国内出荷で、月別の公表はありません。
