はじめに
エディオンは広島を拠点に中四国・九州で展開していたデオデオと、中部を拠点とするエイデンによって2002年に発足しました。その後、近畿を拠点にするミドリ電化や関東の石丸電気、北海道・北陸で展開しているサンキューが加わり、全国でチェーン展開しています。サンキューの店舗だけは100満ボルトの名称を継続していますが、それ以外はエディオンとしてストアブランドは統一しています。また、古くからフランチャイズ事業に取り組み、フランチャイズ契約先は2026年3月末で727店舗にのぼります。従来から会員カードを軸に顧客密着度を高め、店舗での展示演出や接客力が高く評価されており、近年はオール電化やリフォームなどのELS(エコ・リビングソーラー)事業も強化。簡単な小規模リフォームだけでなく大規模リフォーム・リノベーションまで拡大しようと進めており、2026年5月には太陽光パネルを再資源化するPVリサイクル工場も稼働させました。
ここ数年は、大阪・なんば、広島駅前、京都・四条河原町のように「都市型」店舗も出店していますが、基本は郊外型店舗と考えられています。2022年4月にニトリホールディングスと資本業務提携を結んだことで、出店や店づくりでもどのような変化があるのか、注目が集まってきました。さらに2026年6月5日には、ヤマダホールディングスとの持株会社方式による経営統合の基本合意書を締結し、2027年10月1日の効力発生を目指しています。両社の2026年3月期の売上高を合わせると約2.5兆円にのぼり、業界の構図が大きく変わることになります。
各四半期の3か月分だけを取り出した数字です。決算短信が公表するのは累計(第2四半期なら6か月、第3四半期なら9か月)のため、そこから前の四半期を差し引いて算出しています。
