家電量販店ランキング【2026年最新版】

家電量販企業の売上高上位7社を16項目で比べました。売上高、利益、店舗数、ネット通販 ―― 7社それぞれに強みがあります。

2026年9月時点の各社の最新決算で作成/最終更新 2026年9月15日
1兆円 16,918 億円 ヤマダHD 9,828 億円 ノジマ 9,745 億円 ビックカメラ 8,654 億円 ヨドバシカメラ 7,937 億円 エディオン 7,597 億円 ケーズHD 4,367 億円 Joshin 1位 ヤマダHD 16,918 億円 2位 ノジマ 9,828 億円 3位 ビックカメラ 9,745 億円 4位 ヨドバシカメラ 8,654 億円 5位 エディオン 7,937 億円 6位 ケーズHD 7,597 億円 7位 Joshin 4,367 億円 1兆円
建物の高さ=各社の売上高(左から売上高1位→7位。点線は1兆円)
棒の長さ=各社の売上高(点線は1兆円)
売上高 No.1
👑
16,918億円
店舗数も7社で最多、従業員数も開示6社で最多
営業利益 No.1(開示6社)
💰
581億円
営業利益率5.9%も開示6社でトップ
EC売上高 No.1(2024年度)
🛒
2,300億円
EC化率28.2%も公表6社でトップ
全体像

7社の売上高は、あわせて約6兆5千億円

対象は、家電量販企業の売上高上位7社です(ヤマダHD=ヤマダデンキ、ケーズHD=ケーズデンキ、Joshin=ジョーシン)。 コジマとソフマップは、ビックカメラのグループに含めています。

7社の売上高合計に占める各社の割合

売上高1位のヤマダHDが約26%。2位ノジマ、3位ビックカメラはどちらも約15%です。

利益・店舗数・従業員数も、7社の合計と内訳で見ると(帯の色は上と同じ)

営業利益の合計開示6社
1,625億円
1位 ノジマ 581億円(36%)
店舗数の合計7社
2,615店
1位 ヤマダHD 957店(37%)
人口約4.7万人に1店の割合
従業員数の合計開示6社・臨時雇用者を除く
71,715人
1位 ヤマダHD 26,747人(37%)
売上高・規模で比べる

売上高ランキング:1位はヤマダHDの1兆6,918億円

売上高・店舗数・従業員数の3つで比べます。売上高はヤマダHDが1位、ノジマが2位、ビックカメラが3位です。 店舗数ではヤマダHDが957店で最多、ヨドバシカメラは24の大型店に集中しています。

売上高 No.1
16,918億円
7社で唯一の売上高1兆円企業。7社合計の約26%を占める
売上高 2位
9,828億円
前年から+15.2%伸ばし、伸び率は7社トップ

店舗数ランキング

単位:店

ヤマダHDが957店で1位。ケーズHD 552店、エディオン 422店が続く

7社の推移をグラフで見る →

※ 各社が開示している店舗数。ヤマダHDは直営店(FCのコスモス・ベリーズ等を除く)、ノジマはデジタル家電専門店。フランチャイズ(FC)店の扱いは会社によって異なる

店舗数で見ると

店舗数 No.1
957店
店舗数は7社で最多。全国に店舗を展開
1店あたり売上高 No.1
24店
大型店に集中し、1店あたり売上高361億円は7社トップ

店舗数を■で並べると(■1つ=10店)

ヤマダHD 957店 1店あたり 18億円
ケーズHD 552店 1店あたり 14億円
エディオン 422店 1店あたり 19億円
ノジマ 240店 1店あたり 約14億円(家電専門店の事業)
Joshin 217店 1店あたり 20億円
ビックカメラ 203店 1店あたり 48億円
ヨドバシカメラ 24店 1店あたり 361億円

■1つ=10店(端数が5店以上なら薄い■を1つ) 7社の店舗数の推移をグラフで見る →

利益で比べる

営業利益の1位はノジマの581億円

営業利益(本業の利益)、営業利益率、粗利率、販管費率、経常利益、純利益の6つで比べます。 営業利益や粗利率は、開示している6社で比べています(ヨドバシカメラは非開示)。7社がそろう経常利益では、ヨドバシカメラが1位です。

営業利益 1位(開示6社)
581億円
営業利益率 5.9% も開示6社でトップ
本業の利益で比べた場合の1位
&
経常利益 1位(7社)
719億円
経常利益率 8.3%
営業利益は非開示。7社そろう経常利益で比べた場合の1位
1,625 億円
6社で年間1,625億円の営業利益

円グラフは、営業利益を開示している6社の内訳です。ノジマ 581億円(36%)、ビックカメラ 303億円(19%)、ケーズHD 268億円(16%)の順に大きくなっています。
粗利率(売上高から仕入れ値を引いた残りの割合)は6社とも24.7〜28.7%の範囲です。 そこから販管費(人件費・家賃・広告など、店を運営する費用)を差し引いた残りが営業利益になります。

利益を6つの指標で比べる

販管費率(割合が高い順)

単位:%

開示6社で22.5〜25.4%。粗利率から販管費率を引くと、おおよその営業利益率になる(ノジマ 28.4−22.5=5.9%)

7社の推移をグラフで見る →

※ 販管費(人件費・家賃・広告など、店を運営する費用)÷売上高。ヨドバシカメラは非開示

効率で比べる

1店あたりの売上高は、ヨドバシカメラが361億円でトップ

円の大きさが「1店舗あたりの売上高(売上高÷店舗数)」です。都市部に大型店を構えるヨドバシカメラは1店で361億円。 同じ家電量販店でも、1店の大きさは会社によって大きく違います。 ノジマは売上高にキャリアショップやインターネット事業などを含むため、ここでは比べる対象から外しています。

361億円/店2位の約7.5倍
ヨドバシカメラ
361億円
48
ビックカメラ
48億円
20
Joshin
20億円
19
エディオン
19億円
18
ヤマダHD
18億円
14
ケーズHD
14億円

1店あたり売上高ランキング

単位:億円

ヨドバシカメラが1店361億円で1位。都市部の大型店が中心

社名から各社のページへ

※ 売上高÷店舗数。ヤマダHDは住建・金融などを含む連結売上高で計算。ノジマはキャリアショップやインターネット事業などの売上を含むため順位から外した(家電専門店の事業の売上高÷同事業の店舗数で約14億円)

ネット通販で比べる

ネット通販の売上高は、ヨドバシカメラがトップ

2024年度の数字です(ビックカメラは2025年8月期。ノジマはニフティ・セシールを含むインターネット事業の売上高)。EC化率は、売上高のうちネット通販(EC)で売った割合です。 ヨドバシカメラは28.2%、Joshinは17.1%。ケーズHDはEC売上高を開示していないため、公表している6社で比べています。

EC化率 No.1
28.2%
売上高の4分の1以上をネット通販で(2024年度)
EC化率 2位
17.1%
EC化率は公表6社で2位(2024年度)

EC売上高ランキング

単位:億円

ヨドバシカメラが2,300億円で1位。ビックカメラ、ヤマダHDも1,000億円超

EC売上高の推移をグラフで見る →

※ 2024年度(ビックカメラは2025年8月期)。ビックカメラ・ヨドバシカメラ・エディオンは日本ネット経済新聞の推定。ノジマはインターネット事業(ニフティ・セシールを含む)の売上高。ケーズHDは非開示

成長で比べる

7社すべてが増収。広告や設備への投資額も比べる

増収は、売上高が前年より増えたことです。売上高の伸び率、広告宣伝費、設備投資額の3つで比べます。

  1. 伸び率No.11位+15.2%ノジマ
  2. 2位+8.3%Joshin
  3. 3位+6.0%ヨドバシカメラ
  4. 4位+5.6%ビックカメラ
  5. 5位+3.9%ヤマダHD
  6. 6位+3.3%エディオン
  7. 7位+2.9%ケーズHD

7社の売上高の伸び率の推移をグラフで見る →※ 前年度比。ビックカメラは8月決算で、ほかの6社と時点が異なる

総合表

7社の主要指標いちらん

ここまでのランキングを1つの表にまとめました。横にスクロールすると全項目を見られます。

家電量販企業 主要指標くらべ(各社の最新決算。EC売上高・EC化率は2024年度、ヨドバシカメラは日経MJ 小売業調査による)
売上高順位・企業名売上高
億円
売上高の伸び率
%
営業利益
億円
営業利益率
%
粗利率
%
純利益
億円
店舗数
店
従業員数
人
1店あたり売上高
億円
EC売上高
億円・2024年度
EC化率
%・2024年度
広告宣伝費
億円
決算期
1ヤマダHD16,918+3.91621.026.114895726,747181,0196.32142026年3月期
2ノジマ9,828+15.25815.928.438924012,112約14(参考)7038.22922026年3月期
3ビックカメラ9,745+5.63033.126.717520312,039481,26713.0—2025年8月期
4ヨドバシカメラ8,654+6.0————24—3612,30028.2—2026年3月期
5エディオン7,937+3.32583.228.71554229,148193604.71442026年3月期
6ケーズHD7,597+2.92683.527.71435527,30714——1032026年3月期
7Joshin4,367+8.3541.224.7332174,3622069217.1702026年3月期

※ 金額は元データ(百万円)を億円に換算(四捨五入)。「—」は非開示。店舗数はヤマダHDが直営店(FCのコスモス・ベリーズ等を除く)、ノジマがデジタル家電専門店。従業員数は連結で臨時雇用者を除く。ノジマの1店あたり売上高は、家電専門店の事業の売上高÷同事業の店舗数で計算した参考値

比べるときのポイント

決算期の違いについて

ビックカメラは8月決算、ほかの6社は3月決算です。ノジマとビックカメラの売上高の差は83億円(0.9%)と僅差のため、 同じ時点で比べた数字ではない点を踏まえてご覧ください。

会社
2024年9月2025年3月2025年8月2026年3月
ヤマダHD
2026年3月期
ノジマ
2026年3月期
ビックカメラ
2025年8月期
ヨドバシカメラ
2026年3月期
エディオン
2026年3月期
ケーズHD
2026年3月期
Joshin
2026年3月期

ポイント ― ビックカメラの数字は2025年8月までの1年間、 ほかの6社は2026年3月までの1年間です。2026年9月時点の各社の最新決算を並べています。

各社の特徴

7社の特徴と決算データ

7社それぞれの本社所在地・店舗数・事業の特徴をまとめました。本社所在地は、実際に業務を行っている本社です (エディオンの登記上の本店は広島市、ノジマは神奈川県相模原市)。各社の決算の推移はリンク先のグラフで見られます。

売上高1位ヤマダホールディングス

住宅・金融・環境まで事業を広げる業界最大手。7社で唯一の売上高1兆円企業

本社所在地
群馬県高崎市
店舗数
957店
売上高の伸び率
+3.9%
ヤマダHDの決算をグラフで見る →
売上高2位ノジマ

携帯(ITX・コネクシオ)とネット(ニフティ)の会社を買収(M&A)して事業を広げた。営業利益は開示6社でトップ

本社所在地
東京都港区
店舗数
240店
売上高の伸び率
+15.2%
ノジマの決算をグラフで見る →
売上高3位ビックカメラ

ビックカメラの店舗は駅前の大型店が中心。郊外型のコジマ、ソフマップをグループに持つ(店舗数はグループ連結)

本社所在地
東京都豊島区
店舗数
203店
売上高の伸び率
+5.6%
ビックカメラの決算をグラフで見る →
売上高4位ヨドバシカメラ

非上場。24の大型店とネット通販に強み。EC売上高は公表6社でトップ

本社所在地
東京都新宿区
店舗数
24店
売上高の伸び率
+6.0%
ヨドバシカメラの決算をグラフで見る →
売上高5位エディオン

西日本を中心に出店し、リフォーム(ELS事業)にも力を入れる

本社所在地
大阪府大阪市
店舗数
422店
売上高の伸び率
+3.3%
エディオンの決算をグラフで見る →
売上高6位ケーズホールディングス

店舗数552店は7社で2番目。1人あたり売上高は開示6社でトップ

本社所在地
茨城県水戸市
店舗数
552店
売上高の伸び率
+2.9%
ケーズHDの決算をグラフで見る →
売上高7位Joshin

関西を中心に東海・関東・北信越にも展開。ホビーなど専門性の高い品ぞろえが特色。EC化率は公表6社で2位

本社所在地
大阪府大阪市
店舗数
217店
売上高の伸び率
+8.3%
Joshinの決算をグラフで見る →
よくある質問

家電量販店ランキングについてのQ&A

家電量販店で売上高が一番大きいのはどこですか?
ヤマダHD(ヤマダデンキ)です。2026年3月期の売上高は16,918億円で、大手7社で唯一、売上高1兆円を超えています。店舗数も957店で7社で最多です。
家電量販店の大手はどこですか?
売上高の上位7社は、ヤマダHD(ヤマダデンキ)、ノジマ、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、エディオン、ケーズHD(ケーズデンキ)、Joshin(ジョーシン)です(各社の最新決算の売上高順)。
利益がいちばん大きい家電量販店はどこですか?
各社の最新決算(2026年3月期。ビックカメラは2025年8月期)で比べると、営業利益(本業の利益)では、開示している6社のうちノジマが581億円で1位です。営業利益率も5.9%で6社のトップです。営業利益を開示していないヨドバシカメラも含めて経常利益で比べると、ヨドバシカメラが719億円で1位、ノジマが623億円で2位です。
家電量販店の利益率はどのくらいですか?
各社の最新決算(2026年3月期。ビックカメラは2025年8月期)で、営業利益を開示している6社の合計は1,625億円で、同じ6社の売上高合計に対して2.9%です。粗利率(売上高から仕入れ値を引いた残りの割合)は6社とも24.7〜28.7%の範囲にあり、販管費率の違いによって営業利益率に差が出ます。
家電量販店で店舗数が一番多いのはどこですか?
2026年3月期末で、ヤマダHDの957店(直営店。FCのコスモス・ベリーズ等を除く)です。次いでケーズHDが552店、エディオンが422店と続きます。ヨドバシカメラは24店ですが、1店あたりの売上高は361億円で7社で最も大きくなっています。店舗数は各社が開示している数で、フランチャイズ店の扱いは会社によって異なります。
ネット通販(EC)に強い家電量販店はどこですか?
2024年度のEC売上高は、ヨドバシカメラが2,300億円(日本ネット経済新聞の推定)で1位です。EC化率(売上高のうちネット通販の割合)も28.2%と、公表している6社で最も高くなっています。2位はビックカメラの1,267億円、3位はヤマダHDの1,019億円です。
ノジマとビックカメラ、売上高が大きいのはどちらですか?
ノジマが9,828億円(2026年3月期)、ビックカメラが9,745億円(2025年8月期)で、差は83億円(0.9%)の僅差です。ビックカメラは8月決算、ほかの6社は3月決算のため、同じ時点で比べた数字ではない点にご注意ください。
いちばん成長している家電量販店はどこですか?
各社の最新決算(2026年3月期。ビックカメラは2025年8月期)で、7社すべてが前年度より売上高を伸ばしています(増収)。伸び率が最も大きいのはノジマの15.2%で、Joshinが8.3%、ヨドバシカメラが6.0%と続きます。
ヤマダHDとエディオンの経営統合で、規模はどうなりますか?
両社は2026年6月5日に、持株会社方式による経営統合の基本合意書を締結しました。最終契約は2027年5〜6月、統合会社の設立は2027年10月1日を予定しています(両社の発表)。2026年3月期の売上高を単純に合計すると2兆4,856億円です。発表資料では、直営店(グループ全体)はヤマダHDが957店、エディオンが453店です。