はじめに
シーリングライトやLED電球は、家電量販店の照明売場の中心となる商品です。このページでは、日本照明工業会の自主統計から、住宅用のLED照明器具と電球形LEDランプの出荷を追います。2025年の住宅用LED照明器具の出荷台数は3,114万台で前年比101.0%、出荷金額は1,587.75億円で106.5%でした。電球形LEDランプの出荷数量は2,086万個で100.8%です。
照明器具の出荷金額の大半は、オフィスや店舗、工場などで使われる非住宅用です。2025年は8,215.99億円で、住宅用の約5.2倍にあたります。このページは、家電量販店の売場に近い住宅用に絞っています。
照明の市場を見るうえで欠かせないのが、蛍光灯の規制です。水銀に関する国際条約にもとづき、一般照明用の蛍光ランプは種類ごとに製造と輸出入が禁止されていきます。電球形の蛍光ランプの多くは2025年末で、家庭で多く使われる直管形や丸形の三波長形は2027年末で禁止されます。お店にある在庫の販売や、すでに付いている蛍光灯を使い続けることは禁止されていません。工業会の推定では、住宅で使われている照明のうちLEDの割合は2026年6月時点で68.0%で、残りの約3割はこれから置き換わる余地があります。
このページでは、住宅用LED照明器具の出荷台数、1台あたりの平均単価、電球形LEDランプの出荷数量、住宅のLED化率とLighting5.0構成比の4つを追います。数量・金額・前年比・LED化率・構成比は工業会の公表値そのままで、平均単価とその前年比だけを弊社で算出しています。出荷は輸出を含みます。月別は、工業会のサイトで公開されている2023年1月分からです。年別の数値は工業会の暦年の合計で、後から修正された月があるため、月別を足した値と1〜3ずれる年があります。
