はじめに
2000年に出荷台数が約489万台に達した冷蔵庫は、買い替え需要が進み年間410~450万台程度の市場が続いていました。しかし、2015年に消費増税前の駆け込み需要の反動を受けて年間400万台を切り、その後も400万台以上にまで戻っていませんが、ここ数年は台数も堅調な状況が続いています。この間、一貫して「大容量化」が進んできており、2000年代は400~420Lクラスが主流だったのが、2005年ごろから450~470Lに、2010年以降は500L以上へとシフトしています。とはいえ、大容量化も2018年には一段落して、現在はさらなる保存鮮度の高さや生活スタイルに合わせた温度コントロールなどがポイントになっています。
冷蔵庫の月別出荷台数
※出典元:日本電機工業会(JEMA)
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